書法家の山本光輝先生との仕事の後、京都で、菅原道真公から39代目の直系の子孫、菅家塩小路光胤(かんけしおこうじみつたね)氏にお会いしました。
菅原道真公は、ご存知のように天神様として祀られる学問の神様でもあります。
受験期には湯島天神の境内は絵馬で埋まります。
塩小路家は菅家七家の一で、篆刻道(てんこくどう)、篆書道(てんしょどう)、文道などを門外不出の秘事として1100年にわたり伝えてきたそうです。
しかし、38代の塩小路光孚氏が、日本の伝統、芸術、文化が衰退し、このままでは子孫に伝えられることもなく消えてしまうことを憂い、この家伝の一部を公開したとのこと。
39代光胤氏も、日本の伝統文化である篆刻、書道、文道を次代に伝えるべく活動なさっているそうです。
御兄弟は、末の妹さんを含めて7人、今回は光胤氏の2人の弟さんと妹さんの4人で、その努力について数時間に亘り、お話しくださいました。
私達Star Brainの生徒さんたちにも御講演くださるそうで、特別講座を企画したいと思っております。
建島恵美