こんにちは。Star Brain教育研究所の平田です。

 

わたしはStar Brain Academyを卒業後、4年間の大学生活を終え、現在大学院生をやっております。

今回は、前回に引き続き英語の民間試験について比較していこうと思います。

それでは始めましょう!


最近ニュースで英語の民間試験の話題が取り上げられています。その是非などについてはコメントを差し控えますが、それぞれの試験についてはコメントすることができます。

そこで今回はTOEFLについてそれぞれ書いていきたいと思います。

 

【TOEFL】

120点満点の試験です。内容はリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの全4技能です。

留学を目指す人、大学に証明として出さないといけない人、国際的な仕事につくための証明として受ける人が多いように思います。

途中10分の休憩がありますが、3時間30分近く解答しなければならないためかなりの集中力が必要です。集中力や周りの受験者の声などに惑わされないなどの、英語技能以外の部分も問われるような気がします。

私が最後に受験したのは2019年の9月ですから、少し中身が変わってしまっているかもしれませんが、注意点などをまとめていこうと思います。

 

 

1) 前日はよく寝て、早く会場に着こう

当たり前のことですが、前日にたくさん詰め込んでも次の日になったら大抵のことは忘れます。またTOEFLレベルの試験になると、基礎的な力が測定されるため、付け焼き刃では対処できません。そのため前日は早く寝て、試験当日はすっきりした状態で迎えることが大切です。

そして会場には早く着きましょう。TOEFLは受付順に試験が開始できるため、早く行ったほうが早く終了できます。また早く始められれば、他の人の雑音などが試験中に入りにくくなるため、早いに越したことはないでしょう。

大学入試にも言えることですが、当日は早く行って会場の雰囲気にいち早く慣れることが、試験で最大限の力を発するための準備の一つといえます。

 

2) リスニングがカギ

TOEFLは他の英語の試験と比べて桁違いでリスニング力は必要だと思います。他の試験では、ライティングはライティングのみ、スピーキングはスピーキングのみで答えることが多いですが、TOEFLの場合、リスニングしたりリーディングしたりしながらライティングの答えを完成させるような形式になっています。そのため、聞くことができないと、回答することが非常に困難になります。そのため、リスニングを制するものはTOEFLを制すと言っても過言ではありません。

 

3) 時間配分の大切さ

TOEICと同様に、自分の得意不得意分野を分かることが大切です。それにそって対策をとるべきですし、時間配分を考える必要があるように思います。これを予め決めておくことで、試験中のパニックを最低限に抑えることができます。

試験中には様々な予期せぬことが発生します。試験の傾向が全く異なっている場合もあります。しかし、ここの部分は配点がこれくらいだから、少し間違えてもあとで取り返しがきくなど、心を落ち着かせることができます。

なんと言っても試験中の心の乱れが試験の最大の敵です。様々なことを予め想定しておくことが本当に大切です。

 

4) 過去問を知り尽くす

TOEFLではある程度聞かれやすいトピックなどが決まっています。そのため、それらを中心にカバーすることが大切です。確率論ですが、試験という性質上確率論を基に勉強計画を立てることが大切です。

それと同時に、どのように間違えたのか、どのタイプの問題を間違えるのかなどをきちんと把握して、対策することが得点アップの秘訣です。

これは大学入試にも非常に言えることです。過去問の解きっぱなしは一番意味がありません。過去問を解くだけでは無く、最大限活用して、最大の効果を発揮させましょう!

 


今回はTOEFLを受験する時の注意点ややり方について書いていきました。他の科目でもそうですが、自分のクセや得意不得意箇所を客観的に認識することがまず第一です。それに沿って勉強方法や問題の解き方を考える必要性があるでしょう。

そして何より、総合的な基礎力の向上が必要であるということには変わりがありません。なので、小手先のテクニックだけには頼らないようにしましょう。基礎力があってこそテクニックが通用することを忘れないで、頑張ってください!

 

最終回の次回はIELTSについて書いていこうと思います。

次回もお楽しみに!良いお年をお迎えください!