こんにちは。Star Brain Academyの平田です。

わたしはStar Brain Academyを卒業後、4年間の大学生活を終え、現在大学院生をやっております。

今回は「卒業生のいま」と題して、私が体験してきたことや学んだことを皆さんに共有できればと思っております。先日、大学時代に所属していたサークルから招待をされ、200人規模の会議でゲストスピーカーを務めてきました。そのことについてお話しします。

それでは始めましょう!


 

2020年2月上旬に大韓民国・ソウルで行われた国際会議でゲストスピーカーを務めてきました。今回担当したセッションは大学時代に所属していたサークルの総会の一つの企画で、OBOGが今のキャリアについてや、この団体に所属したことがどのように生かされているかについて現役会員にシェアすることが目的です。 20分ほどプレゼンテーションをして、その後モデレーターの方とフロアからの質疑応答が25分ほどでした。

 

 

このような場面でスピーチをする機会はほとんどなく、また全て英語での活動になるため非常に良い経験になりました。今回のプレゼンテーションで話したことは、

1.この団体(東南アジア・東アジアを中心とする法学部生の団体)に所属することで、現在の研究地域である東南アジアに非常に興味を持つきっかけを与えてくれたこと

2.異文化理解・異分野理解の大切さを感じさせてくれたこと

3.どの研究分野であっても、その知識や分野が社会にどのように役立つか、関係するかを常に考える必要があるということ

この三点に集約されます。

 

この学生団体に所属して現在の私にどのように生かされているかについては、最初の二つのポイントに当てはまります。この学生団体に入ったことで東南アジアへの興味がさらに広がりました。また、各国メンバーと団体運営を通して、異文化理解や異分野理解の重要性を学びました。

大学院生になってから強く感じるようになったことは三つ目のポイントに当たります。私は学部時代には法学を専攻していたのですが、ただ単に法学を極めることだけでは非常にもったいないことだと今になって気づきました。言い換えると、「その学問は社会にどのように影響を与えることができるか、貢献できるか」という視点が必要であるということです。

 

その一つの例は最近皆さんも聞く機会が多くなったかもしれない「SDGs」です。「誰一人取り残さない」をキーワードに17の目標が国連によって掲げられています。これらの目標は一つの学問だけでは解決しません。そして法学というのは、社会のルールづくりであるため、どの目標にも関連することです。

 


 

今回は「卒業生のいま」と題して、先日ゲストスピーカーとして招待をされたときのことについてお話ししました。

このようにご招待をしていただけたのも、人とのつながりがあったからこそです。その大切さを改めて感じました。

次回もお楽しみに!