こんにちは! スターブレイン広報の平田です。 今回の構成は以下の通りです。

  1. 書籍レビュー
  2. 「キャラを立たせる」

「書籍レビュー」では、最近読んだ本で心に残ったもの、勉強になったものを持ち寄って、メンバーで共有する機会を設けています。今回は3人で7冊のレビューがあります。かなりボリュームがあるので、それぞれの本の説明は簡潔にします。


【紹介者:木山さん】

ANAビジネスソリューションズ『人もチームもすぐ動くANAの教え方』(2017年)

今やANAはJALを抜いて日本の航空会社のトップに躍り出ています。なぜそのようなことが可能なのか、それは職場環境にあると思います。「職場では先輩が後輩に仕事を押し付けるのではなく、後輩のサポーターとして働く」そのような一例があるそうです。その他、日本を代表するANAだからこそ参考になる先輩後輩関係、職場環境などのエッセンスがたっぷり詰まっていますので、ぜひご覧ください!

 

保阪正康『瀬島龍三−参謀の昭和史』文春文庫 (1991年)

瀬島龍三は戦時中作戦参謀として戦争に加担し、東京裁判で証人として出廷、シベリア抑留生活を送った。彼の証言は非常に貴重であるはずだ。しかし、彼はいついかなる場面でも問題の真髄には触れないため、著者は彼へのインタビューの感想として「知りたかったことになにひとつ正確には話してくれない。」と言葉を残している。しかし彼は昭和という時代を陰ながらもリードしており、彼の生涯を描くノンフィクション作となっている。

 

堀栄三『大本営参謀の情報戦記−情報なき国家の悲劇』文春文庫 (1996年)

現在は「情報化時代」と言われ、「情報」のためならお金や時間を惜しまないという人が多いと思います。それは戦時中も同様でした。そのことに当時の日本はあまり気づいておらず、米軍は日本軍の敗因を「情報軽視」としています。しかし、そのことを堀栄三氏は気づいていました。その点を描いた、『瀬島龍三−参謀の昭和史』と同時に読みたい一冊です。

【紹介者:宇野さん】

孫正義『孫正義のシェアNo.1獲得戦略』日本経営合理化協会出版局 (1986年)

『孫正義リーダーのための意思決定の極意』光文社 (2011年)

似鳥昭雄『ニトリ成功の5原則』朝日新聞出版社 (2016年)

「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである。」でおなじみの孫社長。いかなる方法でソフトバンクを今のような一流企業へ育てたのか。そのことについて彼はそこまで多くのことを語らないのですが、実は孫子の兵法を読んで戦略を立てていたり、次世代への育成についてなど、この本にはそのエッセンスがたくさん詰まっています。

一方「お値段以上、ニトリ」のCMで知られるニトリ。最近都内への出店が目立っています。これも戦略の一つだそうです。それ以外にも似鳥社長は高度な戦略を持って経営を行なっています。

これから起業を考えている方への必読書です。

 

【紹介者:平田】

千眼美子『全部、言っちゃうね。』幸福の科学出版 (2017年)

話題になった本だったので、一度読んでみたいな、と思って購入しました。正直何が事実かはわかりませんが、一番感じたことは、「日本では宗教の話をすることが忌避される傾向にある」のではないかと感じました。自分たち一人一人が宗教に関する知識を深めたり、話し合うきっかけを作ることで、宗教団体への妙な怖さをなくすことができると思いますし、逆にカルト教団かどうかの見極めもできると思います。

 

 


今回はこの辺で。次回はプレゼン発表「キャラを立たせる」をお送りします。 それではまた!