『ミッション』とは?
―すべてのゲストにハピネスを提供する―
これは、ある有名な会社の『ミッション』です。
わかりますか?
そう、あの有名なディズニーのミッションです。
では、『ミッション』とは何でしょうか?
直訳すれば、“使命”つまり会社や個人の果たしていく使命ということになります。
昨今、ディズニーに限らずこのような
会社や個人の使命(もしくは存在する理由、意義、目的)を“ミッションステートメント”として発信することが重要
になってきています。
そこで、私たちスターブレインもミッション・ディスカバリー・プロジェクトを始動させ、今一度会社のミッションについて考えることにしました。
きっかけは、ロイス・クルーガー氏の『ミッション・ディスカバリー・ワークショップ』セミナーに参加したことでした。
ちなみにロイス・クルーガー氏(以下、ロイス氏)のことをご存知でしょうか?
ご存じない方も「7つの習慣」の著者フランクリン・コヴィー博士と聞けばピンとくる方も多いと思います。
以下にロイス氏のプロフィールをご紹介します。
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ロイス・クルーガー氏は、故スティーブンR.コヴィー氏とともに、世界最大級の人事系コンサルティング会社で 売上1,000億円を誇る企業であるフランクリン・コヴィー社を築いた共同創業者の一人であり、 3,000万部の世界的ベストセラーになったビジネス書『7つの習慣』の研修プログラムの開発に携わり、 世界76カ国にわたる国際進出を手がけた。
そのために、『7つの習慣』の世界的現象は、ロイス・クルーガー氏 のリーダシップとマーケティングの手腕によって成し遂げることが出来たと言っても過言ではない。
同時に、英文ビジネス雑誌で最大手の「フォーチュン誌」発表の世界上位500企業の80%以上で指導経験があり、 世界中のべ4,000社を超える企業に、生産性向上のマネージメント作りや、幹部のリーダーシップトレーニング等に従事してきた実績があり、 世界のエグゼクティブから絶大な信頼を得ている。
また若い頃の戸口訪問販売の経験、電話アポイント、自身の起業経験に基づいたアドバイスは秀逸で、いかに会社のミッションとビジョン、 そしてバリューが重要かを説き、起業家及び企業幹部が高いレベルのパフォーマンスを発揮するための原則を、現状に応じてカスタマイズし、 効果的に各人の成長を促し、また組織の活性化とコミュニケーションの向上を得意としている。
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~ロイス・クルーガーオフィシャルサイトから一部引用~
このロイス氏が特に重要だと説くのがまさに『ミッション』なのです。
よく同時に語られることが多いミッション、ビジョン、バリュー(行動規範)ですが、どれも個人・会社のコアとなる重要なものです。
その中でもミッションが重要なのは“なぜ”でしょうか?
それは、4W1H(WHY、WHAT、HOW、WHEN、WHERE)のうち、ミッションが“WHY”に答えてくれるものだからです。
WHYは最も人に影響を与えるものです。
動機には必ず理由があります。
最も根源的でインスピレーションを与え、内側にあるモチベーションを高めてくれます。
それが、ミッションなのです。
ミッションは、作り上げるものでしょうか?
いえ、
ミッションは誰にでも(どんな会社にも)存在するものであり、発見するもの
です。
人それぞれ異なるミッションを持っていても個々のミッションがつながり合い、全体のミッションとすることができます。
むしろ多くの人が関わって共有するほど強固なものにすることができるのです。
似たようなものに企業理念、社訓、社是などがありますが、これらは経営者が考えたもので上から与えられるものというイメージがあります。
それに対して
ミッションはより多くの人を巻き込んでシェアしていくことができるもの
という違いがあるのではないでしょうか。
スターブレイン教育研究所は理想の教育を追求し、「生涯に渡ってキラキラ輝く人材の育成」を支援する日本でたった1つのユニークな会社としてスタートしました。
そんなスターブレインのミッション・ディスカバリー・プロジェクト(MDP)にお付き合いください。
◆まとめ
・個人/会社のコアとなるミッション、ビジョン、バリューが重要であり、特にミッションはインスピレーションを与え、内側にあるモチベーションを高めてくれるものである。
・ミッションは誰にでも(どんな会社にも)存在するものであり、発見するものである。
・ミッションは上から与えられるものではなく、より多くの人を巻き込んでシェアしていくことができる。