こんにちは。Star Brain 教育研究所の平田です。
わたしはStar Brain Academyを卒業後、4年間の大学生活を終え、現在大学院生をやっております。
今回は、英語の民間試験について比較していこうと思います。
それでは始めましょう!
最近ニュースで英語の民間試験の話題が取り上げられています。その是非などについてはコメントを差し控えますが、それぞれの試験についてはコメントすることができます。
そこで今回はTOEICについてそれぞれ書いていきたいと思います。
【TOEIC】
990点満点の試験です。内容はリスニングとリーディングです。
近年では社会人の多くが社内の昇進のために受験したり、就職活動用に受験する人が多いように思います。
休憩なしで2時間近く200問の問題に解答しなければならないためかなりの集中力が必要です。
私が最後に受験したのは2018年の6月ですから少し中身が変わってしまっているかもしれませんが、注意点などをまとめていこうと思います。
1)リスニングのPart2で集中力を落とさないこと
Part2ではただひたすら1問1答のようなリスニング問題を解かなければなりません。ここでは【疑問詞タイプ】か【Yes/Noタイプ】の問題かを瞬時に把握することである程度解答できます。しかし問題数が多いため、中盤から集中力が落ちてきます。そこを踏ん張る必要があるでしょう。
Part3やPart4で失点しないように、基礎的なリスニング力は身につける必要があるので、あまり長すぎないリスニング教材を使ってリスニング力を鍛えました。本来であればシャドーウィングや音読をした方がいいですが、自分は面倒くさくてしませんでした。そのおかげで今痛い目を見ています…(笑)
2)リーディングのPart5で確実に得点を重ね、時間短縮を図ること
Part5では文法問題が出題されます。数年前の新問題への変更で問題数が若干減りましたが、ここで確実に得点を重ねることと時間短縮を図って、後ろの読解問題に時間を割けるようにしましょう。出題パターンや選択肢を見ることで、これが可能になります。
勉強法としては、「動詞の使い方」を徹底的に覚えました。そうすることで、英作文や読解のときにも応用が効きますし、何より文法問題でミスをしなくなります。加えて自分は仮定法が若干苦手だったので、その練習問題は解きまくりました。
3)自分の得意不得意に合わせた順番で解く
リスニング終了後リーディングセクションに移ります。セクションを跨いだ解答はできないので、リスニングは音声が流れてきた通りに解答するしかありません。ここでは1問先読みをして、確実に流れてきた解答を待ち構えて瞬時に解答できるようにしましょう。
リーディングではどの順番から解いても良いので、得意不得意に合わせて解答しましょう。
私の場合はPart5を高速で解いた後、Part7の読解に進みました。また、TOEICは他の受験者と相対的に得点が決まっていると聞いたことがあるので、Part7の途中で集中力が切れてきた頃に、一番最後の読解量・解答数が多い部分を先に解くようにしました。
Part7が全て終わったら、一番苦手だったPart6に進みます。受験回によってはPart6に入ったときに時間がないこともありました。その時は塗り絵です。しかし、仮に時間があったとしても私の正答率が低いということを認識していたので、どちらでも変わらないやという気持ちで臨みました。
今回はTOEICを受験する時の注意点ややり方について書いていきました。他の科目でもそうですが、自分のクセや得意不得意箇所を客観的に認識することがまず第一です。それに沿って勉強方法や問題の解き方を考える必要性があるでしょう。
そして何より、総合的な基礎力の向上が必要であるということには変わりがありません。なので、小手先のテクニックだけには頼らないようにしましょう。基礎力があってこそテクニックが通用することを忘れないで、頑張ってください!
次回もお楽しみに!